『日本書紀』の紀年がどのように構成されているかは、長年の研究対象です。
歴史学界隈では、紀年論といわれているようです。
神武天皇から編年が記され絶対年代が明示され始めます。
神武天皇の崩御年齢127歳、崇神天皇120歳、垂仁天皇140歳など、明らかに人間の平均寿命を超えています。
そして、なぜこの様な長寿命を記したのかというと、建国を少しでも古くみせるためだという説が一般的です。
日本国が如何に古くからあるかを誇示するために、歴代天皇の長寿を記しているという説です。
他国でも中国等は同等の歴史表記を行っています。